ソロキャンプで感じた“本当の楽しさ”と仕事・人生への学び

メンタル

ソロキャンプで感じた“本当の楽しさ”と仕事・人生への学び

1. ソロキャンプに期待していたことと、実際に感じたこと

初めてのソロキャンプに行く前、僕が想像していた楽しさって 「焚き火を見ながら癒される」とか、「満天の星空に感動する」とか、そういう王道のシーンだった。
「ひとりで自然に包まれる時間=至福の癒し」ってイメージ。

でも、いざ現地に行ってみると、実際に心が動いた瞬間はちょっと違った。
タープを張り終えて、椅子に腰を下ろしてホッと一息ついた瞬間のリラックス感。
そして「よし、ここに俺だけの拠点ができた」って感じるあの充実感。

星空や焚き火ももちろんよかったけど、それ以上に「自分の手で空間を作り上げた」ことの喜びが強く心に残った。

2. 拠点づくりで学んだこと:大変さも含めて楽しい

今回のソロキャンプで僕が一番ワクワクしたのは、まさにこの「拠点」づくり

ジムニーの横にサイドタープを張って、その下にテントを設置。
テントの入口には銀マットを敷いて、外には椅子を置き、右サイドには調理器具と食材ボックス。
左にはハンギング用のラックと小さなテーブルを置いて、目の前には焚き火台を設置。
薪を左右に分けて積んでいくと、なんとも言えん「基地感」が完成していく。

ただ、これが思っていた以上に大変だった。
タープは一人で張るのが難しくて、ロープの張り方やポールの立て方を間違えるとすぐに崩れる。
現地のスタッフさんに助けてもらいながら、「タープはまずロープを対角線上にピンと張って、ペグを打ち込み、緩めながらポールを立てていく」ってことを学んだ。
さらに「自由結び」「もやい結び」も教えてもらったんやけど、これがまた奥深い。

最初はめちゃくちゃ不器用で時間もかかったけど、「次はもっとスムーズに設営できるようになりたい!」って自然に思えてきたんよね。
これって仕事にも繋がる気づきで、放射線技師としてカテーテル検査の不潔介助者として「次にドクターが何を必要とするかを先読みして準備する感覚」とそっくりだった。

3. 料理編:盛大な失敗と次への改善

キャンプの楽しみといえば飯!
今回は焚き火でご飯を炊こうとしたんやけど、盛大に失敗して底の部分が焦げ焦げに…。

本当は「最初は強火→グツグツ沸騰したら弱火 → 白い煙が出たら火を止めて30分蒸らす」っていうのが美味しい作り方らしいんやけど、火加減の調整ができなくてそのまま放置した結果、食べられなくはないけどイマイチなご飯が完成してしまった。

この失敗で「次は絶対にガスバーナーで炊く!」って決心した。
でも逆に、こういう失敗もキャンプの醍醐味なんやと思う。
不便を楽しむって、こういうことなんやろな。

4. 人との交流:孤独じゃなく“温かさ”があった

ソロキャンプやから孤独を味わうのかなって思ってたけど、実際は人の温かさに助けられたことの方が印象に残ってる。

タープを一緒に建ててくれたスタッフさん。
暑い中で冷えたぶどうやじゃがいもまで差し入れてくれた。
さらにサーキュレーターまで貸してくれて、焚き火の煙を飛ばすのにめっちゃ役立った。

特に、夏の炎天下で食べた冷えたぶどうは格別やった。
「キャンプって不便やけど、人の優しさを感じる場でもある」って知れたのが今回一番の発見やった。

5. 夜の時間:焚き火と梅酒の最高の時間

設営も料理もなんとか終えて、夜は焚き火を囲みながら梅酒とおつまみを楽しんだ。
炎がゆらめくのを眺めながら飲むお酒は、普段の居酒屋とはまったく違う美味しさがあった。

耳に入るのはパチパチと燃える音と、虫の声だけ。
「こんなにシンプルな時間が、なんでこんなに贅沢なんやろう」って思った。

6. 朝の時間:最高のモーニング体験

翌朝は朝焼けを眺めながら、まずはコーヒー豆を挽くところからスタート。
スタバでもらった豆を22g、ガリガリとミルで挽く音がキャンプ場に響く。
お湯を注いで広がる香りは、それだけで最高の贅沢。

さらにホットサンドメーカーでパンにハム・チーズ・卵焼きを挟んで焼いたら、もう優勝です。
「キャンプでしか味わえない朝食」ってこういうことなんやな。

7. 片付けと学び

片付けもただの作業じゃなくて学びがあった。
僕は勝手に「エア後輩」に説明するつもりで片付けていったんやけど、それがめっちゃ効率的やった。

「まずは洗い物から。次に小物類をボックスに。最後にテントとタープ」って順序立てることでスムーズに終了。
仕事でも「人に説明できるレベルで理解する」のが一番大事やけど、それと同じやなって感じた。

8. キャンプが教えてくれたこと

今回のソロキャンプで学んだことは、大きく3つ。

失敗から学ぶことが一番記憶に残る
→ ご飯焦げも、タープ設営の苦労も全部次に活かせる。

人の温かさが一番の思い出になる
→ 孤独じゃなくて、むしろ人との関わりで得られる幸せがある。

段取り力・先読み力は仕事にも人生にも役立つ
→ 設営も片付けも「次を考えて動く」ことが重要やった。

まとめ

正直、ソロキャンプは8割大変で、2割がご褒美って感じやった。
でも、その「大変さ」を乗り越えたときに得られる充実感は、普段の生活では味わえないものやった。

そして、そこで得た気づきは仕事にも健康寿命にも繋がる
「段取り力」「人との交流」「失敗を楽しむ姿勢」って、全部が長く元気に働き続ける力になる。

だからこそ、僕はまたソロキャンプに行きたい。
次はもっとスムーズに設営して、もっと美味しいご飯を炊いて、また新しい学びを持ち帰りたい。

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